他人の期待を満たすために生きてる!?私?
「嫌われる勇気」(アドラー著)
このタイトルに魅かれて読んだ人はどれだけいるだろう。
何を怖がっているんだろう。
なんでこんなにも、本来の自分を押し殺してしまうんだろう。
せっかく生を受けてミッションを持ってこの世にきたのに、自ら生きづらくしているんだろう。
こんなんでミッションさえ、成し遂げられるのだろうか。
そうだよね、バカバカしいこと、やめよう。
そう言ったって、簡単じゃない。
人間社会で生きていくためには、誰しも多かれ少なかれ、好かれるための演技をしている。
そうしないと、得を得られないかもしれないから、と言う。
打算ね・・計算ね。戦略ね。
何度もそう考え、行動を見直したいのにまたやっている。
どこまで怖いのか。
自我を通そうと、意見を押し通そうと、相手の嫌がることを言おうとするほど震える。
呆れるほど根深い。
そしてまた「演技をする私」の繰り返し。
のびのびとイキイキと、心身とも健康に世の中を生きるためには、まず、それを自覚すること。
なんだそう。
やめなくてもいいから、自覚するだけで、本来の自分はとても癒されるらしい。
まず、気づこう。
「先入観」や「思い込み」と同じだ。
「あれ?またやってない?私」と自分に問いかけよう。
蓼科高原 2023年11月
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