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緊張しない方法ありますか?

  • 執筆者の写真: Admin
    Admin
  • 7 日前
  • 読了時間: 3分

先日あるワークショップ会場でこんなことが話題となりました。

「人前で話すのが苦手で。緊張しすぎて話したいことも話せず。途中で頭が真っ白になってしまうこともあって。何かコツはありますか?」と。


緊張ね・・

これにまつわる思い出はいろいろあります。

もともと自信なんてまったくないし、子供の頃に褒められたことと言えば歌がうまい、と言われたことくらい。

家族にしか披露していなかったのに、修学旅行の時に、会津磐梯山の民謡をバスの中で歌わされたことがあり。めちゃくちゃ緊張したけど、すごい盛り上がってちょっと嬉しかった思い出。

心臓はバクバクだったけど、自分が盛り上げ役になったり、中心になるって意外と気持ちのいいものだなと感じた出来事だったと思います。


新入社員歓迎式典で、女性社員代表として社長の前で英語でスピーチをするという大役をいただき、これも手足が冷たくなりながら丸暗記したものを発表しました。

30代40代で管理職の立場になると、そんな機会は爆増しました。

特にハンドマイクはダメです。

緊張で手が震えて、その震える手をみてさらに緊張してしまうので、ハンドマイクはできれば遠慮していたのですが。

ハンドマイクしかない時もあります。

事業本部の目標達成を祝う会の席で、メンバーに慰労と翌年度の更なる活躍のスピーチをしなければならなかった時に、緊張しすぎて何を言っているのかわからなくなり、しまいには涙ぐむという恥ずかしい経験もあります。

結婚式の上司スピーチを頼まれて、これまた緊張で涙することがあり、これも恥ずかしい思い出です・・。

子供の学校のクラス役員になった時、自己紹介の順番が回ってくるという時にもう心臓バクバクになっているんですから。


人前で話す経験はかなり多かった人生だと思うのですが、これはあいかわらず治らないですね。

最近では、私の思考の癖が大きな一因かも、と思うに至りました。

相手の反応や顔色をとても気にしてしまうことです。


小さい頃の父親に厳しく躾けられたことが影響していて、常に顔色をうかがうような子供でした。

相手はどんな期待をしているんだろう、期待に沿った答えをしたい(いい子だと褒められたい)そんなことが習慣づいているんだと思います。

女性なんだから、とか、空気をよめ、などというその時代の社会からの教えもありましたよね。


自分軸ではなく、他人軸という習慣。

まずそこを分かってあげることから、かもしれません。

別にいいや、という半ば開き直った気持ちで、まず自分の信じる世界に入ること。

自分を信じること。

その重要性を痛感する私です。


一方、緊張している人を見ると、すごく共感するし、信頼できる人だなと感じます。

感受性の強さや共感力は強みでもありますよね。

これもひとつの個性、と考えている今日この頃です。


2025春の日 私だけの満月









 
 
 

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