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働き方改革とダイバーシティ推進

「働き方改革」をテーマに中小企業経営者向けに話をする機会があり、ここ最近向き合ってきました。

世の中では、企業側が「社員の働き方を変える」として、長時間労働を無理やり短くしようとしたり、業務の見直しをして「いかに効率化できるか」を、追求しています。

それも、会社がやるのではなく、社員にやらせているんですよね。。これでは結局、仕事が終わらないから、と、かくれ残業につながったり、中間管理職に負担がかかったり、と、うまくいかない。

働かせる側の「働かせ改革」が必要なんです。企業側の本質的な変革が求められているんですよね。

私たちの悪しき慣行から抜け出すこと。

まさに「変革」です。

結局のところ、「多様な人をいかに活かし、いかに成果につなげるか」に行きつくんだと思います。「ダイバーシティ推進」なのです。

管理者側の「エンパワーメント」。働く側の「エンゲージメント」。

キーワード。

「エンパワーメント」は単なる権限移譲、ではなく、その人の内なるパワーを引き出し、自ら責任を持ち、行動の自由を持たせる、ということ。

「三省堂大辞林 第三版」では、①力をつけること。また、女性が力をつけ、連帯して行動することによって自分たちのおかれた不利な状況を変えていこうとする考え方

とあるんですね!驚きました。女性が、、というくだり。辞書にこのように書かれているところが日本っぽいですね。

私としてはちょっと嬉しい♪

「エンゲージメント」は、会社への自発的貢献意欲。

どちらも、「主体性」「自律性」がポイントなのです。

社員一人ひとりが今の仕事を自分事として、やりたい、楽しい、という気持になることが大事なんですよね。

それには、自分の力を精一杯使って、それが成果につながっている実感を持てることが本当に大事。

そういう状況を作るのは、経営者側です。

経営が自らの覚悟をもって、自ら変革をリードしていかなければ何も動きません。

昨日、何年も中小企業の経営者向けに研修をやっている方と会って、この話をしたら、言われました。

中小企業の経営者はね、カタカナ(英語)がダメなのよ・・覚えられないんだ、これが。

( ;∀;)だそうです。

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