何もしない時間
- Admin
- 6月12日
- 読了時間: 2分
「何もしない贅沢をしよう」
ということで、千葉県鴨川に友人と2人で先週日曜日から行った一泊旅行。
以前にも来て良かったので、また選んだ場所です。
一棟丸々借りるもので、広々としたプライベート空間に庭、プール、それを眺めるベッドルーム。
温泉地にあるアジアンテイストのヴィラ。
バリ風の石造りのエントランス、静かで少し妖しげなBGMとほのかに香るお香。
足を踏み入れた瞬間から、海外旅行に来たような気分になります。
日ごろの忙しさから離れて、デジタルから離れて、自然を感じて、潮風も感じて、プールに流れ出る水の音を聴いて、温泉に入り、空を眺めるだけ、ということをします。
「何もしないこと」が目的です。
夜。照明を落とし、ベッドに横になります。
朝の光で目覚めるためにカーテンはしません。
窓からはプールとプールサイドが見え、水だけが静かに流れ出ていました。
その「流れ落ちる音」だけが聞こえます。
そういえばチェックインしてからずっとこの音を聴いていました。
(プールは温水でしたけど、まだ少し肌寒く、実際には入らなかったです)
「規則的で自然な環境音」は、人間の脳はをアルファ波(リラックス時に出る波形)に導くと言われています。
どこか人工的で、でも無機質ではなく、一定のリズムが安心感をくれました。
まるで自分の呼吸とシンクロするような優しい音でした。
2人ともその音を子守歌にいつの間にか眠りに落ちていました。
「何も考えなくていい」
「何もしなくていい」
このシンプルな時間が、今の私たちにどれほど必要なのか体が教えてくれます。
心理学の研究でも「自然の中で過ごす20分間」がコルチゾール値の低下と自己肯定感の向上につながることが示されているそうです!
(University of Michigan 「Nature exposure and stress reduction」2019)
ぐっすりと眠った翌朝、いつもより深く眠れたと感じながら目が覚めました。
肩も軽く、頭の中もすっきり。
「ありがとう ありがとう ありがとう」という感じです💛
鴨川館別邸 ラ・松廬

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