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お盆ですね

  • 執筆者の写真: Admin
    Admin
  • 8月17日
  • 読了時間: 2分

書中お見舞い申し上げます。

ここ最近は7月からの酷暑と比較して、少し涼しくなってきたような気がします。

このまま・・願


お盆の時期になると、きゅうりの馬や、ナスの牛を作ってご先祖様をお迎えする風習が日本各地でみられますね。素朴でかわいらしいですね。

実はこのお供え物は科学的な背景や、スピリチュアルな深い意味が重なっているそうです。


きゅうりの馬:ご先祖様に「できるだけ早く帰ってきてほしい」という願い

ナスの牛:帰るときはゆっくりと、そしてたくさんのお土産を背負ってあの世へ


生まれてくるときは一瞬で訪れるけれど、別れは名残惜しく、ゆっくりと・・

人の一生にも重なりますね。

科学的にみても、人間は「別れの記憶」の方を強く長く保持することが分かっています。

だからこそ、牛の歩みのように、去り行く魂をしみじみと見送るのかもしれません。


お盆すぎから、夜に鳴き出す鈴虫やコオロギの声。

日本人はその音を「音楽」として聞き取るのですが、欧米ではただの「ノイズ」と感じられることが多いと言います。

これは言語と文化が脳の聴覚処理に影響しているそう。

日本人は虫の声を左脳で処理(言葉や音楽に近く、意味を感じる)

欧米人は虫の声を右脳で処理(雑音や背景音に近く、意味を感じない)

とのこと。

つまり、日本語という言語構造+文化的習慣が日本人の脳に「虫の声を意味ある音として聴く回路」を育ててきたということでしょう。


私たち日本人にとって、お盆は単なる年中行事ではなくて、人間と自然と霊が共鳴する時ということかな。

そんな時間を感じたいと思っている今年のお盆でした。


雨の中 お盆の軽井沢にて

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