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対話する力

先日、コーチングの試験対策向けに練習をしたのですが、自分のバイアスと思考のクセとの闘いだったとあらためて思いました。

クライアント役の方は、自分の考えていることを伝えるのが下手な方だよね、という私の前提で、クライアントの方が提示しているゴールが曖昧だと感じ、私の考えた答えに誘導してしまいがちだったり。

クライアントが「週末に、まだ十分じゃない部分について学び直す」と言っているのに対し、「苦手な部分について学び直す」と自分の言葉で言い換えてしまったり。

クライアントの人は、たくさん話す人じゃないので、沈黙をもっと大事に使わなければいけないのを、きっとこう考えているのではないか、という方向へ話を向けてしまったり。

そのたび、クローズドクエスチョンも何度かしてしまいました。

こういう考えですよね?とか。

30分で終わらなきゃ、という焦りもあり、ソリューションフォーカス、問題解決に歩みを急いでしまうのです。


話す割合も、クライアントと私が、5x5。

コーチングにおける会話の割合の理想は、コーチが3、クライアントが7。

これが私のクセ。

コミュニケーションスタイルも、ティーチングの形態が多くなってしまう。


オブザーブしてくれていたコーチが、「もっとクライアントに興味をもって」というアドバイスをくれました。「へー」という気持で向き合うということ。

たしかに。

短気なんですよね、私。基本が。

「こうなんだろう、だからこうした方がいい」という自分のフィルターで答えを出そうとしてしまうのです。でも、そうじゃないかもしれない。

コーチングは、時間がかかるかもしれないが、相手は尊重されていると感じ、結果、自発的な行動につながる。


視点は人によってさまざまです。

対話は「真っ白な状態で聞く」ことが大事。

自分のフィルターは置いておいて、自分にはない視点に興味をもって向き合いたい。


北海道網走にあるジェラテリア 暑い日で並んでました(;^_^A



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