「観る」目を養う
寒くなりましたね。
「人生観と仕事観」というテーマで話をする機会があり、ここ最近「観」について考えています。
訓読みでは「観る」みる。「見る」とは意味が違います。
「見る」はより無意識で受動的である一方、「観る」は積極的に観る、「観察」の意味合いがあります。
調べると「念を入れて見る」とあります。
「念」いつまでも心にとどまっていること。想い。(「思い」ではなく)
「信念」を持つ、などと言いますが。
人生観、歴史観、社会観、事業観、仕事観・・・
想いや信念からくる、考え方、捉え方、ということ。
人生において、仕事において、自分が何を大切にしているか、ということです。
想いは私たちの選択基準、判断基準を支え、持っている能力を活かして未来へ牽引していく原動力。
そう考えていくと。
「観る」目を養っていくということはとても大事です。
豊かな経験に基づいた人生観や、洞察に優れた社会観、歴史観、バランスのとれた価値観、慈愛に満ちた人間観などになっていく。
「見る」「視る(視点 視野)」の先の「観る」。
「観る」目を養い、本質をみて、自分だけの深くて厚い人生観、仕事観を持っていたいですね。
朝陽を受けて静かに輝く北アルプス山脈
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