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仕事に「意味」を求める

  • 執筆者の写真: Admin
    Admin
  • 8月6日
  • 読了時間: 2分

先日、社会人2年目の娘が面談でもらった上司からのフィードバックがとても嬉しかった、と話してくれた。

「チームの中で、盲点に気づくことができる特別な存在だ。」「自身の特徴でもある鋭い観点を持ち、奮闘するからこそ結果につながっている。」と言われたそう。

それから目に見えて仕事に意欲が出てきた様子。

あらためてその大切さを実感する。


●フィードバックが「意味」をつくる


組織やチームの中で、仕事に意味を見出す大きなきっかけになるのが、上司や同僚からのフィードバックだ。

それは単なる評価やアドバイスとは違う、「自分の努力が誰かに届いている」「正しい方向に進めている」という確かな手ごたえを与えるもの。


たとえば、「よくできたね」と言うだけではなく、「資料の構成がとても良くできていて分かり易く、クライアントの前向きな判断につながったね」と具体的に伝えると、受け取った人は自分の強みや価値を実感できる。

遅れやミスがあった場面でも、「どうしてやらなかったの?」ではなく、「何か困っていることがある?」と寄り添う言葉をかけることで「自分は見てもらえている」という感覚が生まれ、次の行動に向かいやすくなる。


●人が欲しているのは称賛ではなく、「自分のことを真剣に考えてくれている」という感覚


フィードバックは「自分のことを真剣に考えてくれている」という感覚を届ける手段。

フィードバックとは、相手と一緒に未来をつくるための対話。

優しさというより、信頼関係の投資。

小さな一言でも、それは職場に大きな「意味」をもたらすかもしれない。


●尊重と無関心は違う


今の時代、個性や価値感の尊重、が大切にされる。

だからこそ、踏み込みすぎを避けるあまり、無関心のように距離を置いてしまうこともある。

しかし、尊重と無関心は似て非なるもの。

相手の尊厳を守りつつ、成長や可能性に寄り添う姿勢が、今のリーダーや同僚に求められている。


●意味ある職場をつくる、小さな習慣


大きな制度改革や研修よりも、日々の小さなフィードバックが職場の空気を変える。


 ー 相手の努力を具体的に拾い上げる

 ー 影響や成果を言葉にして伝える

 ー 改善点は「信じている」という前提で伝える


職場のみならず、所属しているコミュニティや家庭にもあてはまりますね。

一人ひとりが自分に「意味」を見出し、お互いの信頼関係のあつい組織は、次元の違う新たな価値、意味を生み出すことでしょう。


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