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子供の名前を決めるとき

知り合いのご夫婦が、子供の名前を考える時、将来的に性自認が男女どちらでもいいように、と考え、こういう名前にしました、と話してくれた。

なるほど、これが今時なのか、、と今更ながら感心した。

13人に一人もの人がLGBTQだと、自分で研修の時に何度も話していたではないか。

意外と現実味をもって理解してなかった自分に気づく。


私が子供の名前を決めたのは、もはや今から20年以上前になるのだが。

当然のように男の子、女の子の名前としてある常識の枠から考えた。

娘が私のつけた名前を嫌がっていなくて良かった、と今更ホッとする。


男女の脳に差がある、女性の方が脳幹が太い。だから、男女の物事の捉え方や思考方法に違いがある。

という話が科学的に裏付けられた、と10年以上前に言われたが。

最近では、その話には検証が少ない、という意見が多く、男女に差はない、個体差の方がよほど大きいのである、ということが言われている。


10年以上前、「地図の読めない女、話の聞けない男」は世界的ベストセラーなり、共感を呼んだではないか、と思う。

小さい子供に、電車のおもちゃとお人形を見せると、男の子は電車のおもちゃを、女の子はお人形を持っていく、という現象は、どう説明するのだろうか。

社会常識がすりこまれて育ってからの違いはわかるが、小さい子供にはそれはない、

役割分担における生活習慣がDNAに刻まれているのだろうか。


などと考えることもあるが、一方的に「社会常識をすりこむ」ということは避けなければいけない、と思う。

子どもを育てていく中で、彼らが自由に個性を発揮できるベースを、私たち大人が意識的につくらなければならない。

自分たちは全然違う環境で育ったのに、、である。


※友人宅のお庭で


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